富山発の起業家コミュニティ「富山イノベーションベース(TOIB)」は、2025年8月20日付で「一般社団法人 富山イノベーションベース」として法人化いたしました。
また同年9月9日、富山県と連携協定を締結し、県内における起業家支援のさらなる強化と、持続的な地域経済の発展を目指して活動を拡充してまいります。
一般社団法人化の背景
TOIBは2024年7月に任意団体として発足して以来、月例会やフォーラムを通じて起業家同士が学び合い、実践者の経験を共有する場を提供してきました。
今回の法人化により、運営基盤をより安定させ、外部パートナーとの連携を強化することで、長期的かつ持続的な活動を可能とします。
富山県との連携協定について
協定では、以下の4項目について相互に連携・協力して取り組むこととしています。
(1)スケールアップを目指す起業家の成長支援に関する事項
(2)イントレプレナー(社内起業家)の育成に関する事項
(3)起業家マインドの醸成に関する事項
(4)その他 スタートアップエコシステムの形成に資する事項
これにより、富山を拠点とする起業家が国内外で活躍できる環境を整備し、県全体のイノベーションエコシステム強化に貢献します。
代表理事 長江 努 コメント

私たちTOIBの幹部は、世界規模の起業家団体EOのメンバーでもあり、育成プログラムや考え方でもEOと強く連携しています。特に『Trust and Respect』という精神は、年齢・性別・売上規模に関係なく、上下のないフラットな場をつくる考え方です。この考え方によって心理的な安心感が生まれ、成長に専念できる環境が整います。
TOIBもまさにそのような場であり、富山が“保守的”と言われる風土を変えていくきっかけになると信じています。これからも富山の経済界全体に新しい風を吹き込み、皆さまと共に未来を創ってまいります。どうぞご期待ください。
今後の展望

法人化と協定締結を新たなスタートラインとして、TOIBは引き続き「共に学び、共に挑戦する」コミュニティづくりに取り組みます。
地域に根差したリーダーや起業家が次々と誕生し、富山から未来を切り拓く力が生まれるよう活動を進めてまいります。








